ちょっと知っておきたい生活の知恵

おばあちゃんの知恵はバカにできない、ちょっとしたコツで生活が変わる。

個人番号カードって作った方がいいの?

何となくややこしいぞ個人カード

 国民総背番号制が始まるということで、簡単な番号がついたカードが送られて終わりなんだろうなと思いきや、カードをもらうための申請書類が送られてくるんだとか!

いやいや、なになにそれ作んなきゃいけない訳?

記帳された番号のついたカードなんて持ってても意味ないでしょというわけでちょっと調べてみましたよ!

 

 この個人番号カードのメリットがしょぼい!

1、個人番号を証明する書類として利用できる。

 銀行の口座開設やパスポートのことか。これはすでに、免許証や保健証がその役割をしている。

 

2、本人確認の際の公的な身分証明書として利用できる。

 タバコやお酒を買う時の証明書に使えるわけだな、まぁ成人には利用価値はなさそうだけど…

 後は民間のレンタル店などの会員証これ個人情報漏れそうで怖いな。

3、コンビニなどで各種証明書を取得できる。

印鑑証明や住民票もとれちゃうわけね、土曜日曜もそして夜でも取得可能なのは便利だな。

 

4、民間のオンライン取引に利用できる。

ネット銀行とかの証明書類ね、まぁ免許証で事足りてはいたが…

 

個人番号カードは作っておいた方が便利そうだ!

【理由1】オンラインでのマイページが出来上がるその証明に使われる

 マイナーポータルが2017年1月からするそうだ(予定)自分に関する情報や行政機関からのお知らせなどを確認できるものを整備するそうで、それの本人確認を個人番号カードの中のICチップでログインする方法を検討している。

 

【理由2】個人番号カードにクレジット機能をもたせる

 これも政府の方針でなかば決まっていることらしい、民間の業者と組んでのクレジット払いや、キャッシュカード払いができるというもの、これで国税等の引き落としも可能になり徴収もスムーズに行われそうだ!

 

【理由3】預金口座へのマイナンバー適用へ

 これで金の流れが大筋わかってしまうことに、抜け道だらけ穴だらけの税金を納めていなかった人がぞろぞろわかってしまう!政府の最大の目玉はここだろうな!

 

【理由4】領収書の保存やいろいろな手続きが簡単になる

 ちょっとややこしいふるさと納税した時の手続きや、入院費や医療費の時の手続きや領収書の保存義務なども必要なくなる。

 

【理由5】消費税10%導入時の食費などの控除を個人番号カードで還付

 一時期批判があった還付金問題、しかし、すでに2017年4月には消費税10%が決められているその時に個人番号カードの提示で2%の控除が可能とする。さて、政府はもちろんこれを推し進めたいようだがどうなる事やら…

 

ゆくゆくは…

1、健康保険証をなくして、この個人番号カードに吸収される。

 あのカード、このカードカードだらけのこのご時世カードの種類を少なくするのはいいことなので将来的には一つになることは歓迎だな

 

2、免許証も一体化させる。

 車の運転に免許証が必要だったが、今度は個人番号カードが必需品になるかもしれない!まぁ単純化するにはそれもいいかもしれない。

 

3、5年後のオリンピック入館時の本人確認もこれで行われる可能性が高まった。

 コンサートや、スポーツ観戦にはダフ屋が横行することはわかっている、ネットオークションでもチケットの転売も考えれば、本人確認とチケットの確認が個人番号カードで行われても不思議ではない。

 

4、国政選挙のネット投票も視野!

 国政選挙じゃ投票率が約50%とあまりにも低すぎて、先進国とは言い難い状況そこで、この個人番号カードの証明でネット投票も可能にゆくゆくはなっていくだろう。

 

マイナンバー制度利活用推進ロードマップ(案)

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/senmon_bunka/number/dai9/siryou6.pdf

 

まとめ

 はじめはこんなカード必要ないだろうとも思ったけど、ネットで調べているうちに、将来このカードは持っておいても損はないのかなという気になってきた!マイナーポータルが開始されればそのページを見る為にこのカードが必要になってくるし、保健所や免許証もそのカードにとって代わるのなら早めにそのカードに慣れておく必要がありそうだ。

個人情報が一手に詰まったこのカードを無くしてしまうのは怖い、情報がだだ漏れのネットセキュリティの問題など課題は山済みではあるが、いつかはやらなきゃいけないのだろう。ならば流れにそのまま乗っておいても悪くはない。

 

このカードの存在は地味だけど暮らしや行政の在り方、税金の集め方から、行政の縮小化までを可能にしそうだ。