ちょっと知っておきたい生活の知恵

おばあちゃんの知恵はバカにできない、ちょっとしたコツで生活が変わる。

「auでんき」はどうお得なのか?

電気の自由化が始まって半年以上経つが、未だにお得感が実感できないのは自分だけだろうか?いや、正直よくわかっていない無関心な無知野郎なのだが、そんな時auよりDMが届く。

f:id:nnbnn:20161204185555j:plain

 auでんきに加入すると2,000円がもらえるらしい…

これはお得だ!

電気代の毎月1%~10%キャッシュバックされるらしい…

これもお得だ!

 

それにCMも気になる…

斉藤夕貴と夏帆と弟の微妙なやりとりと妙に耳の残る英語なまり?の「auWALLET!」気にはなるがこのcmから何がどうお得なのかは正直よく分かっていない。

 

KDDIとは?

2004年にDIONをプロバイダに選んでからauひかりにしてKDDIとの付き合いは12年を超える。というわけでKDDIとの付き合いは以外と長く光回線と携帯電話の巨大企業といったイメージだった。

しかし実態はインターネットバンクじぶん銀行を作り「auWALLET」を開始してJRがやっているsuicaのような仕組みを作り上げ、au損害保険をはじめとした一大巨大金融業と化したようだ。

 

「auでんき」とは?

電気の自由化が始まった2016年4月。

KDDIも電気をつくるのかと勘違いするようなネーミングを作りあげたが、電気など毛頭つくるわけもなく他人がつくった電気の支払いをauからすると割り引きますよと言う、まさにクレジットカード支払いするとポイントを貯めることができますよと言う形なのだ。

そうまさに巨大金融業者のそれである。

でも、ただ現金で引き落とされるだけの電気代や通信費が多少なりともキャッシュバックされるのであるならばそれに越したことはないのは言うまでもない。

 

「auでんき」の内容は電気代が5000円未満なら1%。5000円~8000円なら3%。8000円以上なら5%(auひかりかauスマホに入っていること)

 

我が家の場合は月6000円~12000円ぐらい、ただし深夜割引の温水器はダメという訳の分からない条件のために3000円~6000円が対象になる。これも自信満々にDMを送りつけてきたKDDIなのだからすべての電気代を対象にするようにすべき。なんせ他人のフンドシなのだから。

まぁ期待外れがあったものの、多少なりのキックバックがあるなら利用しない手はないしデメリットもない。なにより得点の2000円がもらえるのはうれしいこと。

 

1回のキャッシュバックは30円ぐらいで1年で360円ぐらいの腹づもり。auひかりが44円のポイントで528円計888円ぐらいが「auWALLET」へキャッシュバックされる。

CMで言うところの「どんどん貯まる!」とまでは言えないが、このご時世、預貯金の金利がほぼゼロに近い事を考えれば大きいのだ。

 

じぶん銀行からの引き落としで

次に注目はauと三菱東京UFJ銀行が共同して作ったネット銀行その名は「じぶん銀行」そこからの口座からau料金を引き落としをすることで毎月50ポイントがもらえる。1年で600円。

 他にも得点があるようだがここでは省略したい。

auのじぶん銀行ポイントで割引 | じぶん銀行

 

さらにお得を追求しよう

せっかくKDDIを利用しているのだから株主になるのも手、そうKDDIの株主優待券だ。

100株以上3,000円相当の「au WALLET Market商品カタログギフト」がもらえる。

全国からのグルメの中から選べるとのことで、1食分の食費が浮くと考えるならば3,000円相当は大きいのではないだろうか?

ただし、株価がこのところ上昇しているので株の買い時を間違えると優待券以上にマイナスになる可能性があるのを承知の上で検討してみてほしい。

 

優待券だけでみると、Softbank光月5,200円から1,200円割引×6ヶ月=7,200円が割り引かれる。年2回で14,400円の割引。

正直言ってSoftbank光に何度か乗り換えようか迷ったことかわからないがメールアドレス変更や数年度縛り解約料などを考えるとなかなか踏み切れないのが実情だ。

 

まとめ

DMをきっかけに「auでんき」に興味をもち、実際に変更してみたことをブログに記入。

常々光回線がもっと安くならないものだろうかと漠然と思っていたが、調べているうちにSoftbankの優待券にかなり魅力があるのは確かなのだ。しかし以前計算したところプロバイダーという見えない料金を加算すると、その得点もさほど大きなものにならないという漠然とした計算があったが、改めて優待券込みで計算すると。

・Softbank光5,200円(税込み5,616円)+プロバイダー料金550円(税込み594円)-優待券1200円=月々の支払いは5,010円

・auひかり料金のプロバイダーこみこみ価格は5,835円

その差は825円×12=9,900円(KDDIの優待券は3,000円相当カタログギフト+ポイント計528円+auでんきキャッシュバック360円+じぶん銀行口座引き落とし600円=計4,480円概算)その差は5,420円ぐらい自分の場合。

 

こうやって具体的に数字にするとSoftbank光に軍配が上がる。

auでんきはお得なのかというと正直あまり魅力はない。しかしこのことで光回線の料金について改めて見直すきっかけや、じぶん銀行などの得点について学ぶことができたのは大きな発見である。

 

光回線など単体で見るのではなく銀行からの引き落と、その先の株主優待券などをうまく利用することで少しはお得になる。

 

通信費と電気代の家計に占める割合は大きい。ともすればケータイと同じで何かとめんどくささから見直しせずに長期に利用し続けているだろう。

しかし最初は確かにめんどくさくややこしいが一度変更してしまえば後はほったらかしでポイントがつくので、その手間を惜しまないことが年間で大きな差となって返ってくるはずだ。