暖房器具の事故に注意したいこと5製品
あなたは大丈夫?
冬は灯油、電気、ガスを使った暖房器具が増えます。これらの製品は扱い方を間違えるととんでもない事故につながります。注意しましょう。
1・電気ストーブ
毎年多くの事故を起こすのが電気ストーブ。火を使わないので気持ち的な油断が出来ます。カーテンや毛布の近くに置いたり衣服を乾かすために下に置いたり。それが気がつかないうちに触れて火が出て大惨事を引き起こします。
注意すべきは周囲に可燃物を置かない、洗濯物をそのうえで乾かさない、目の届くところに置く、使わない時はコンセントを抜いておく。
2・灯油暖房器具(石油暖房器具)
とりあえず換気は小まめに1時間に1回は換気を一酸化炭素中毒で死亡することもあるので注意です。(無臭のため気づきにくい)
電気と同様スプレー、カセットボンベなどの可燃物を置かないことはもちろんカーテンや洗濯物なども注意しましょう。
また灯油は長い時間保管しておくと変質し酸化劣化します。古い灯油は不完全燃焼を起こし猛毒の一酸化炭素が発生しやすくなります。
また給油中の事故で多いのがストーブをつけたまま給油して、カートリッジタンクの蓋がゆるく灯油がこぼれ引火する事故も多いので、しっかり火を止めてから給油してください。
3・屋内式のガス湯沸かし器や石油給湯器
長く使っていると(約10年以上)Oリングの劣化で器具内に灯油が漏れて引火する事故も多く発生します。Oリングの劣化は火事の原因に。取り替えたりメンテナンスをしましょう。
4・カセットコンロ
冬に鍋をつついて一家団欒を楽しむのにはもってこいのカセットコンロ。ただこれも誤った使い方によりボンベが爆発する事故も多いです。正しく装備されていなくてガスが漏れ発火、鍋谷や鉄板が熱しられてボンベが膨張爆発など大きな事故につながります。
5・湯たんぽ電気あんか
低温火傷に注意!40度~50度で比較的低くても、皮膚に長時間ふれていると低温火傷に。湯たんぽなど足元に置く場合は直接肌にあたらないように厚手のタオルなどでくるんでおくといいですね。また、電気毛布電気あんか、使い捨てカイロも同じように注意が必要です。低温火傷は皮膚の深い所で起きるので治りにくく下手すると細胞が壊死するかもしれません治療して完治しても跡が残る場合もあります。見た目よりも火傷の中でもかなり重症の部類に入るので要注意です。
まとめ
交通事故の標語に「注意一秒 怪我一生」がありますが、それと一緒です。一時の注意しさえすれば防げた事故や火災なのに、それを怠ったために一生の怪我、いやもしかしたら全財産と命さえ無くすかもしれないということですね。
冬の暖房器具はくれぐれも気をつけてお使いください。